こんにちは。
行政書士の業務は他社と差別化が難しいというのは多くの人が悩んでいるところですよね。
成果物が同じものなので、それは致し方ないところでしょう。
例えば、建設業の許可申請であれば、許可がおりればOK。
会社設立であれば、無事会社が設立されればOK。
このようにゴールが一緒の為、
なかなか他との差が生み出しにくいのです。
そこで差別化の為に値段を下げたりする訳ですが、
結局、それも一時的な差別にすぎません。
もし、あなたが値段を下げても十分な利益を発生させることが出来るのであれば、
恐らく他の人もその方法にすぐたどり着くはずです。
そして、あなたと同じ、いやそれ以上のローコストオペレーションをかけてくるでしょう。
そうなると業界全体が苦しくなり、
最終的には資本力・組織力の強い事務所のみが生き残ることになります。
つまり値下げによる戦争に無防備な新米行政書士が突入していくのは、
あまりに危険すぎるのです。
今はどの分野でも値下げ合戦が激化しており、
なかなか新規参入は難しい状況です。
参入するなら値下げ合戦が起こっていない分野に限りますね。
「え? そんなのがあるなら教えろよ」
・・・そういった声が聞こえてきそうですが、
探せば結構あるんですよね、これが。
ヒントとしては既存ではない新しい分野を開拓する。ということです。
つまり行政書士の業務としてすぐに思い浮かぶような業務ではなく、
考えただけでは思い浮かばない業務を開拓するのです。
「開拓」ということですから、
既にあるものではありません。
もっと簡単に言ってしまうと、
今までなかった分野の業務を自分で作ってしまうということなんです。
その為にはとにかく新しい情報に敏感になっていないといけません。
例えば自治体ごとに商売についての新しい条例が制定されたときなどはチャンスかもしれません。
そういうものには許認可がつきものですから。
そういった許認可の申請を手っ取り早く研究して、
自分の専門としてしまえば、
もう、その分野でのスペシャリストの出来上がりです。
あとは営業するだけ。
実際はそんなにうまくいくことばかりではないですけど、
必要なのはアンテナとスピード感。
これは本当、大事なんですよね。
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